サイトへ戻る

自分なりの正解を探して

· 日々のこと

出先での帰り道、パン屋さんでパンを買った。

お会計をすませると「レジ袋は有料ですが、いりますか?」と聞かれた。

そうか、今日から有料なんだっけ。

買い物するつもりなく出かけていたので、マイバッグを持っていなかった私は「まあ近所だし」と思い、レジ袋をもらわずにパンを片手に持って帰ることにした。

帰路、ヨーロッパのパン屋さんもこんな感じだったよな〜と思い出す。

ヨーロッパではレジ袋は有料で、パン屋さんでもだいたいパンを紙にくるんで渡される。

ちょっとはみ出ていることもあるが、みんなあまり気にしない。そのゆるさがヨーロッパらしくてよかった。飲食店でもお手拭きはなく、それが当たり前だった。

一転して、いまは除菌や消毒が日常の一部となっている。

私はそこまで神経質になってはいないけれど、出先から帰ってきたときは布マスクにアルコールを吹きかけて乾かし、一週間に一度は煮沸消毒をしている。あとは手洗い・うがいくらい。

買ったものをすべてアルコールで拭く人もいるらしいが、何が正解かわからないなかで、自分なりに納得する答えを考えて見つけなければいけない。

皮肉にも、ヨーロッパではコロナ対策でレジ袋の無料配布が検討されているらしい。

日本は、本当に自分なりに納得した答えを考えられたのだろうか?

ところで先日読んだ記事によると、デンマークではお酒を店頭で買える年齢は決まっているものの、飲んでいい年齢は決まっていないそうだ。それぞれの家庭で「もう飲んでいい?」なんて話されているのだろう。これはおもしろい。普段から考える力が養われているんだろうな。